ぶれてもいいし、立ち止まってもいい

世の中効率化と言って、非効率になっていることををよく見かけます。

効率化を求めて作業を時間内にぎちぎちに詰め込んで従業員の体力、モチベーションの低下を招いてしまう。結果退職者が出てしまい、現場が混乱してしまう。

最悪なのは上がこの「僕が考えた最強のプラン」を押し通そうとする場合です。感情的に対立してしまうと従業員はただの作業員となってしまいます。効率もへったくれもなくなってしま

って、「うちの従業員はモチベーションが低い」となってしまいます。

身から出たさびとはこのことだとおもいますが、何のための効率化か分からなくなってしまいます。

社長が効率化の目的を「時間内にもっと多くの仕事がこなせれば、もっと儲かってみんなにたくさんの給料を払える」ことだったら、みんな反対するでしょうか?

社長のその考えをみんなに伝えたらみんな頑張って働くのではないでしょうか?

働く目的は人それぞれですが、「お金」ために働いてる人はいません。「お金」を貰ってそれぞれの目的に使うために働いているのです。

ある人は「家族」であったり、違う人は「自分の安心」の為かもしれません。

社長が手っ取り早く「効率化」を指示するのではなく、「みんな幸せになるから効率化しよう」と訴えたほうが、最終的に効率は高まります。

短期的には効率化できないかもしれません。社長の方針に反発する社員も多いかもしれません。ただ、年単位でみていくと「目的」を訴えた方が上手くいくと思います。

是非長期的視野に立って、お互いの利益を尊重する伝え方をして頂きたいと思います。

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